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「劇団Tempa第12回公演 それでもクジラは空を飛ぶ」名古屋・高知公演中止のお知らせ 演劇公演「それでもクジラは空を飛ぶ 名古屋公演」(4月18~19日)及び、 「それでもクジラは空を飛ぶ 高知公演」(5月16~17日)は、 新型コロナウイルス感染症拡大防止の為、中止することに決定いたしました。 広島市での発症が3月初旬に確認され、発症者数が増加していくなかで、 全国的に深刻な事態が加速しているのを悲しい思いで見守っていました。 劇団員皆で、数日で驚くほど状況が変わっていくのを注視していました。 ツアー公演について、劇団内で話し合った結果、 今、10人以上の所帯で都市間を長距離移動することは、 感染症を拡大させる危険がある、 お客さまの安全を第一に考え、公演は中止すべき、という結論に達しました。 公演をお待ちいただいていた皆様、共に準備してくださっていた皆様に 深くお詫び申し上げます。 作品をお客様に観ていただく時間は私たちにとって最高のご褒美です。 観てくださる方とエネルギーを交わし合い、 舞台の上で作品を作っていくのは何にも変えがたい喜びです。 9年間の活動のなかで、この時間に、活動を続ける力をいただいてきました。 本当にこの作品をお届けしたかったです。 たくさんの演劇とお客様を繋げようと、 演劇祭KOCHI2020を企画された高知演劇ネットワーク演会の皆様。 一緒に作品を届けようとパートナーを買って出てくださった劇団試験管ベビーの皆様。 名古屋での公演成功のために宣伝に駆け回ってくださったニシムラ様。 一緒に楽しいお芝居を作るべくご準備してくださっていた ゲスト出演者・劇団あおきりみかんの正手道隆様、 TRY-ANGLEの谷相裕一様、 情報拡散にご協力くださった皆様。 そして、ご予約くださったお客様。 広島の小さな劇団を受け入れようとお力添えくださった、 名古屋と高知の皆様には感謝の気持ちでいっぱいです。 いつの日か必ず名古屋と高知の方に劇団Tempaの作品を観ていただけるよう、 これからも活動を続けていきます。 新型コロナウイルス感染症でお亡くなりになられた方と ご遺族の皆様にお悔やみ申し上げますと共に、 罹患され、辛い思いをしている皆様に心よりお見舞い申し上げます。 事態の一刻も早い収束と皆さまのご健康を心よりお祈りいたします。 劇団Tempa |